自宅の筋トレ用ホームジムの部屋広さは10畳

こんにちは。家トレ(@ietore.jp)です。

当家は自宅の地下室(部屋の広さ10畳(16.5平米))にパワーラックやスピンバイクを持ち込んでホームジム・筋トレ部屋を製作して大満足しています。

器具の配置やレイアウトなどトレーニングルームを設置して好きなだけ筋トレしたいと考えている方のために満足度について説明します。

私はアイロテックのパワーラック(マスキュラーセットR140)を一番初めに購入し、フリーウェイトでのベンチプレス、スクワットだけでなく、ローイングやチンニング、レッグプレスなどが出来るようにしました。

アイロテックでホームジム
アイロテックのマスキュラーセットR140(内部リンク)。これ1台でかなり本格的なフリーウェイトトレーニングが可能。

ただ私は普通のサラリーマンで超マッチョを目指しているわけではないため、スピンバイク(内部リンク)とローイング・エルゴメーターといった有酸素運動系の器具も追加購入しています。

有酸素運動系のトレーニング器具
有酸素運動系のトレーニング器具。帰宅後、NHKニュースを見ながら漕ぎます。

尚、ホームジムを作る場合、奥さんがズンバを踊ったりしない限り、4.5 畳~6畳のスペースがあればやりたいトレーニングに応じた器具を上手に選択して配置することで満足できるトレーニングルームを作ることが出来ます。

1.自宅トレーニングルームの広さは約10畳(16.5平米)

広さ10畳のホームジムの器具配置
広さ10畳のホームジムの器具配置
広さ10畳のホームジム
広さ10畳のホームジム

自宅のホームジムの広さは約10畳です(図面の機械室は含みません)。居室形状はL字型なのでレイアウトで悩みました。

上述写真はパワーラックゾーンです。筋トレ初心者なので一式がセットになったアイロテック社のマスキュラーセットR140というパワーラックを購入しました。

パワーラック(架台)は183㎝x116㎝(高さ218㎝)なので、ラックそのものは見た目ほど場所(面積)は必要ありませんが、バーベルシャフトは長さ200㎝あり設置場所には注意が必要です。

【バーベルシャフトの長さについて】
マスキュラーセットのバーベルシャフト長さは標準で180㎝です。
しかし200㎝への変更が別途2,160円の加算で可能です(私は記憶にありませんが200㎝を選択したようです)。部屋の大きさ・形状次第では、標準180㎝のバーベルシャフトを選択した方が良いと思います。

ウェイト交換のスペースを考慮すると、パワーラックを設置する場合はバーベルシャフトを含め設置幅は270㎝程度を確保する必要があります(4畳半は273㎝x273㎝。6畳は364㎝x273㎝なので、4.5畳~6畳の部屋の広さがあれば大丈夫です)

またインクラインベンチ(長さ170㎝)の出し入れがあるので、長さ方向にも一定のスペースが必要となります。(詳細は次項参照)

アイロテック マスキュラーセット ベンチプレス
アイロテック マスキュラーセット ベンチプレス

つまり、新築住宅にホームジムを作る場合、ホームジムに必要な部屋の広さは「トレーニングしたい種目」も当然ながら、「バーベルシャフトの様な長尺物の有無」と「設置する器具の移動必要性(ベンチなど)」と「居室形状(形)」を考慮して検討する必要があります。意外に奥深い(笑)

私のように先に部屋があって、ある日突然、ホームジムを作ろうと思った人の場合は広さが制限されているので気が楽です。
制約あるスペースの中にどれだけ器具を押し込めるかだけ考えればOKです。

私の感覚では、部屋の広さが10畳あれば多くの器具が置けて、かなり満足いくレベルの筋トレを自宅で出来ます。

当家のレイアウトを見て頂けば分かりますが、ローイングエルゴメーターなど長尺物を置かなければ普通は4.5~6畳の部屋があればそこそこ満足できるトレーニングルームになるはずです。
4.5畳か6畳にホームジム製作を検討されている方は次の記事を参考にされて下さい。

パワーラック設置。4.5畳と6畳の広さの違い
パワーラック設置 部屋4.5畳と6畳の広さの違い
パワーラック設置 部屋4.5畳と6畳の広さの違い

4.5畳と6畳の違いです。4.5畳でもインクラインベンチの利用も含めてパワーラックを置くことは全く問題ありません。

関連記事   ホームジム。4.5畳と6畳でもパワーラックは設置可能!

2.パワーラックに必要な広さ。プレート交換用スペースは必須

パワーラックのバーベル用ウェイト交換スペース
パワーラックのバーベル用プレート(ウェイト)交換スペース

上述しましたバーベルのプレート交換に必要なスペースを説明します。
まずはパワーラックの幅120㎝とバーベル長さ200㎝の関係を写真で説明します。

パワーラック バーベル長さ200㎝
パワーラック バーベル長さ200㎝   (部屋の幅は270㎝)

部屋が10畳あれば十分かというと居室形状によっては当家のようにパワーラック設置に必要な270㎝をギリギリ確保できるケースも出てきます。

写真は壁とバーベルシャフト端が35㎝しかゆとりがない当家の状況です。
プレート交換は可能ですが、出来ればもう少し壁が離れていた方がストレスなくプレートを交換出来ます。

【備考】一般に4.5畳は縦270㎝x幅270㎝、6畳は縦360㎝x幅270㎝ です。

3.アイロテックのパワーラックはディップスが出来ます

1)パワーラックの外側でディップス

パワーラックのディップス用スペース
パワーラックのディップス用スペース

パワーラックに向かって右側の写真です。実はアイロテックではパワーラック左右のどちらかでディップスを行うことが出来ます。

取り外し式のバーを差し込んで行います。ディップスをする場合壁とラック端の空間は90㎝程度を確保したいところです。

ただ、ディップスはディップススタンド(Amazon)を別途7千円程度で購入して別の場所で行うことも十分可能です。

つまり、ディップスだけのためにパワーラックの設置を諦めるのは勿体ないと思うので、まずはパワーラックを設置することを優先した方が良いと考えます。

関連記事  ホームジムと言えばパワーラック! IROTECH(アイロテック)マスキュラーセットR140を購入。

2)パワーラック内側でディップス

アイロテック パワーラック内側でディップス
アイロテック パワーラック内側でディップス

アイロテックのパワーラックを購入して丸3年。
上の記事を書いていて「あれ、ディップスってパワーラックの内側でも出来るんじゃない?」と気づきました。

やってみたら出来た(笑)

いつもベンチをパワーラック内に置いたままだったので、内側でディップスをすることを思いつきませんでした。

この場合、パワーラックは幅240㎝~260㎝あれば設置可能ですね。

◆幅240㎝=バーベルシャフト180㎝+左30㎝+右30㎝
◆幅260㎝=バーベルシャフト200㎝+左30㎝+右30㎝

4.インクラインベンチの移動場所を考慮する必要あり

ホームジムの器具配置 インクラインベンチの場所は要考慮
ホームジムの器具配置 インクラインベンチの場所は要考慮

これも上述した通り、アイロテックのマスキュラーセットではローイング運動が出来ます。この時にインクラインベンチはラックの外に移動させる必要があります。

次写真の黄色線は一辺60㎝角のジョイントマットのつなぎ目です。
パワーラックの縦方向ではどの程度の広さが必要かイメージ出来ると思います。

インクラインベンチを引き出すために必要なスペース
インクラインベンチを引き出すために必要なスペース (黄色線は60㎝角のジョイントマットのつなぎ目)

ベンチは通常、②・⑥・⑩の位置で使用しますが、ダンベル運動やパワーラック内で別の運動をする場合はベンチをパワーラック外に移動させます。

結論としてはパワーラックを置く場合は、幅270㎝、長さ275㎝(番号で言えば②・⑥・⑩・⑭。⑲だけは半分使用すると合計270㎝)程度のスペースが必要だということが分かります。

関連記事  筋トレ用ホームジム床におすすめのEVAジョイントマット!

5.10畳あればホームジム内に有酸素運動系器具も楽々設置可能

ホームジム 有酸素運動系器具(スピンバイク、ローイング・エルゴメーター)
ホームジム 有酸素運動系器具(スピンバイク、ローイング・エルゴメーター

さて、有酸素運動系器具の配置について。

上述した通り、私の場合、まずはパワーラックの場所を決めました。あとは有酸素運動をするスピンバイクとローイング・エルゴメーター(ボート漕ぎ)の場所を決めて配置完了です。

修行僧のように何もせず有酸素運動を続けるのは苦痛なのでTVを見ながら出来る配置を考えました。

関連記事  IROTECH(アイロテック)のスピンバイク SS130

6.スペースがあれば自宅でズンバ(Zumba)!

自宅でズンバ
自宅でズンバ

インクラインベンチを使用したり、ストレッチをするゾーンをTV前に確保していたのですが、新型コロナウイルスに伴う外出自粛規制に伴いジムを休会した妻が、ホームジムでYoutubeを見ながらズンバを始めました。

床はジムのようなフローリングではなくジョイントマット敷きですが、妻も気持ちよくやれています。こういう使い方も出来るんですね!
(洋服を神聖なるパワーラックに無造作に掛けるのは止めて欲しいw)

7.ホームジム器具を設置する前の10畳の広さ

ホームジムとなる前の地下室の広さ約10畳
ホームジムとなる前の地下室。広さ約10畳

参考までホームジム器具設置前の写真を紹介しておきます。当家は中古事務所(RC造)を購入してリノベーションした物件なので、床はコンクリートスラブに重歩行用シートが貼ってあります。

ホームジム10畳スペースの仕様

広さ  :約10畳(16.5平米)
天井高さ:235㎝
壁   :壁紙(レンガ模様)
躯体  :RC(鉄筋コンクリート)
床   :コンクリートスラブの上に重歩行シートを直敷き
空調  :天井カセットエアコン

 

関連記事  ホームジム。4.5畳と6畳でもパワーラックは設置可能!

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8.ホームジムのレイアウトで意外に難しい鏡

ホームジムに必須の鏡。設置場所(面)が難しい
ホームジムに必須の鏡。設置場所(面)が難しい

そうそう、器具やTVの配置も大切ですが、実はホームジムに無くてはならない必需品はです。マッチョは筋肉の付き方をチェックするため、体型に自信のない人は自分を奮い立たせるためにも、毎日、自分の体を鏡に映すことで、一人トレーニングでもモチベーションを維持することが出来ます。

当家は鏡はパワーラックの奥に設置しました。写真を撮るときにパラーラックが邪魔と感じていますので、正直、これは失敗したかなと感じています。

関連記事ホームジムに鏡を取り付けました!

9.当家のホームジムにある機器一覧

ホームジム マシン一覧
ホームジム マシン一覧

単身赴任先で初めに購入したのがアイロテックのパワーラック(マスキュラーセットR140)でした。ベンチもセットになったものです。私のような素人がホームジムとして利用するには十分なものだと思います。

その後、有酸素運動を行うためにスピンバイク(SS130)、1年後にローイング・エルゴメーター(コンセプト2)を購入しました。
バイクは電気で負荷を得るエアロバイクだと連続運動時間に制限(一般に20分など)があるので、重さ13㎏~25㎏程度のホイールがついたスピンバイクであれば運動時間を気にせず本格的に長時間・高負荷のトレーニングが出来ます。

ローイング・エルゴメーターは、ボート漕ぎマシンですが、筋力と持久力(有酸素運動)の両方を同時に高めることが出来るマシンとして、高校野球や柔道選手、F1レーサーなど様々な運動種目のトレーニングで採用されており今、最も注目されているマシンではないでしょうか。エルゴメーターを備えているジムがあれば是非、使用されてみて下さい。全力、つまり約10分程度で2,000mを漕ぐと「地獄のマシン」と呼ばれる意味を体感できます(笑)。

10.おわりに/ホームジムの記事を書いています

ホームジム
当家のホームジム(広さ10畳)

最後までお付き合いありがとうございます。
本日は『自宅ホームジムの部屋広さは10畳』という記事を書いてみました。

パワーラック設置。4.5畳と6畳の広さの違い
パワーラック設置 部屋4.5畳と6畳の広さの違い
パワーラック設置 部屋4.5畳と6畳の広さの違い

4.5畳と6畳の違いです。4.5畳でもインクラインベンチの利用も含めてパワーラックを置くことは全く問題ありません。

関連記事   ホームジム。4.5畳と6畳でもパワーラックは設置可能!

 

他にも「パワーラックセット(R140)で出来ること」「スピンバイク(SS130)」「ホームジムの床(ジョイントマット)」についてなど、個別記事を書いていますのでホームジム制作の参考にして頂ければ幸いです。

ホームジムを作られたら是非ツイッター(@ietore.jp)で教えて下さい、一緒に「いいね」しながらトレーニングしましょう!

ホームジム おすすめの器具

ホームジム おすすめ 器具
こんにちは。家トレ(@ietore.jp)です。47歳3児のパパです。 現在、広島県に単身赴任中です。 ツイッターに筋トレ写真をアップしていると、商品名を質問されることが多いので、今日は私がホームジムで使用している筋トレ用器具を大型器具からあると便利な小物まで「ホームジムにおすすめの器具」として説明します。