こんにちは。現在、東北地方に単身赴任中の家トレ(@ietore.jp)です。
自宅に筋トレ用にホームジムを作ろうと思うと、床にジョイントマット(EVA)を敷き詰めることになります。私も含め、気になるのは継ぎ目処理と辺(サイドパーツ)の処理方法と必要な広さ。この点についてサクッと説明します。
ちなみに私は、大和ハウスの賃貸アパートにアイロテック(irotech)のマスキュラーセットR140をジョイントマット上に設置しています。パワーラックだけであればEVAジョイントマットが6枚(3,000円程度)あれば設置可能です。
アイロテックで家トレ[目次]
1.私が購入したジョイントマット
ホームジム・筋トレに必須のジョイントマットですが、名前の通り、凹凸を使ってつなぎ合わせ使用します。
ジョイントマットを購入されたことのない方は、つなぎ目やサイドパーツ(辺)の処理の仕方を悩まれると思いますので、今回は6枚セットを例に説明させて頂きます。
6枚セットのジョイントマットは、正方形(60㎝角)1枚に「直線用の辺1つ」と「角用の辺1つ」が取り付けられた形で配達されます。上の写真で言えば左側の写真です。これが6枚セットで配達されてきます。
2.ジョイントマットには直線用の辺と角用の辺の2種類あります
ジョイントマットの辺には、直線用の辺(両端の形が同じ)と、角用の辺の2種類があります。角用の辺(サイドパーツ)は、左側だけ丸め処理されています(上述写真の通り)。
3.ジョイントマットを6枚組み合わせる場合
6枚セットで購入して、普通に6枚を使い切る場合は「2×3」の組み合わせとなります。この場合「角用の辺(サイドパーツ)」が2本余ります。
ジョイントマットを6枚組(2×3)の広さは126㎝×186㎝となります。ジョイントマットは1辺60㎝ですが、端処理部材(サイドパーツ)が幅3cmありますので、6枚セットで使用する場合は、長辺は60㎝×3枚+3cm+3cm=186㎝、短辺では60㎝×2枚+3cm+3cm=126㎝、面積は2.34m2となります。
2.34m2と言われても分からないと思いますので、身長181cmの私が横になってみます。大きさとしては約1畳分の広さです。
4.ジョイントマットを2枚組み合わせる場合
さて次にジョイントマットを2枚だけ使用する場合について説明します。
2枚使用の場合は、辺(サイドパーツ)を6本用意する必要があります。内訳は直線用が2本(2辺)、角用が2本(2辺)必要となります。
60㎝角のジョイントマットを2枚組み合わせた場合、スピンバイクを乗せるのにピッタリとフィットします。私も2枚使用をしています。
但し、残った4枚のジョイントマットを正方形に組み合わせると、2辺分材料が足らなくなります。よって特別、独立して2枚の広さだけが必要な場合以外は、下記写真のように6枚を使用することをおススメします。
関連記事 IROTECH(アイロテック)のスピンバイク SS130
5.ジョイントマットで90度のコーナーを作る場合
6枚利用の方はあまり想定されないケースかもしれませんが、ホームジムにジョイントマットを使用した場合、トレーニング器具の配置と部屋の形状次第では、上述写真の通り、直角を作りたくなります。この場合のやり方をGIFアニメで説明します。
~ジョイントマットで90度コーナーを作る方法(11秒)~
6.ジョイントマットの材質の違い EVAとゴム
ジョイントマットの材質の違いについて説明します。
1)ジョイントマットの材質 EVA
私の購入したジョイントマットの材質はEVAです。
EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。
EVAジョイントマットは、ヨガマットより固いですが、ゴムマットほどは固くありません。なのでEVAマットの上で座っていてもお尻は痛くなりませんし横になってもフローリング床と比較すると寝心地が良いです。
何よりも私が購入した製品は厚みが1.2㎝ありますので、床の冷たさが殆ど伝わってこないので暖かく快適です。
ちなみにゴムマットと違いEVAに匂いは殆どありません。個人的にはこの「匂いなし」というのがEVAマットの最大の利点だと思っています。
2)ジョイントマットの材質 ゴム(ラバー)
私は使用していませんが、パワーラックと同じアイロテックのジョイントマットはゴム製(ラバー)です。
硬度という基準があり65度というのはかなりの硬さがあるので、耐久性にも優れており高重量トレーニングマシンの使用にも向いています。
ただ、材質がゴムなので匂いが相応にあります。
説明書にも「こまめに部屋の換気を行っていただく、もしくは日陰干しをして頂きますと数日間で匂いは緩和されます。」とあります。
この文章から判断すると、やはり相応に匂いがあるようですね。
7.ホームジムの床に筋トレ用ジョイントマットを敷く
さて、ジョイントマットは60㎝角と分かっていても、枚数に応じた広さが感覚的に分かり辛いので、当家の筋トレ用ジョイントマットに番号を振ってみました。
⑥~⑩の場所にあるベンチは、パワーラックでシーテッドロウ(ローイング運動)を行う時は①~㉑のあたりに横向きに移動させています(下記写真)。マスキュラーセット(R140)でシーテッドロウをする際は、ベンチを移動させる必要あり
自宅に戻ってきた後の機器配置でのジョイントマット番号も振ってみます(2020年4月追記)。24枚あればパワーラックを置いてベンチも引き出して使えることが分かります。
ジョイントマットの色は「黒」「灰色」を選べます(私は黒を使用中)。
価格は6枚3,980円、12枚5,800円、18枚8,800円、36枚16,800円です。楽天は6枚セット単位での販売となっています(2020年4月再確認済)。
8.EVAジョイントマット 床の凹み。賃貸アパートに2年間パワーラックを置いた結果
そうそう、先日3年間半の単身赴任が終わり東京に戻ってきました(2019年10月追記)。
賃貸物件でホームジムを作る方が必ず不安に思う床のキズ・凹みですが、私の場合は全く問題ありませんでした。当方は大和ハウスのアパート(101号室)でした。
EVAジョイントマットには上述写真の通りパワーラックの凹み後が残りましたが、恐る恐る剥がしたジョイントマットの下の床には1㎜の凹みもなく問題ありませんでした(これ本当に嬉しかったです。良かった)
参考までですが、住宅の床荷重は1㎡当たり180kg(1,800N/㎡)の設計耐荷重で設計・施工されています。これを超える重さのパワーラックを導入することを検討されている方は厚み20㎜のべニア板などで荷重を分散させる必要が出てきますが、普通にトレーニングする程度では床の補強は必要ありません。
関連記事 ホームジムと言えばパワーラック! IROTECH(アイロテック)マスキュラーセットR140を購入。
9.筋トレ用ホームジムの床のジョイントマットの厚さ
当方が使用しているEMPT社のEVAジョイントマットの厚さは極厚12㎜(1.2㎝)です。
以前ヨガマットを使用していたことがありますが、ヨガマットより厚みがあり、且つ、硬くてホームジム向きです。厚みがあるので床の冷たさは全く伝わってこないためかなり快適です。
賃貸アパート(山形県)のフローリングに敷いていた時は、冬場でも床の冷たさが伝わってこないので、食事はいつもジョイントマットの上に座って食べていました(笑)
ジョイントマットの厚みの仕上がりイメージを把握し易いように拡大写真を掲載しておきます。
私のおススメは材料がEVAのジョイントマットです。私はEMPTを使用していますが、もう1社 人気のある製品を比較対象として並べておきます。
10.ジョイントマットとベンチ・ダンベルが筋トレ用ホームジムの第一歩! ホームジムが最高!
最後までお付き合いありがとうございます。
本日は『ホームジム床におすすめのEVAジョイントマット!』というタイトルで、ジョイントパーツでのホームジム用の床作りについて説明させていただきました。
筋肉は裏切らないは本当です。やればやっただけ効果が出ます。ストレッチをするにも、ダンベルでトレーニングするにも、床をジョイントマットにするだけでトレーニングし易くなります。 まずはお試しに6枚だけ購入されてみると良いと思います。
他にもアイロテックのパワーラックセット(R140)とスピンバイク(SS130)を採用したホームジムでのトレーニング記録を書いています。